skierモニタースキー(CMHアダマンツ)
<<95年4月14〜24日>>
今回、貧乏人の私が究極のスキーと言われるCMHヘリスキーツアー行けることになったのは、
雑誌「skier」の海外リーダーズレポーターに応募し、見事に当選したためです。
まわりのみんなからは、一生分のツキを全部使ったんじゃないかと言われましたが、
かなりの応募者があったと思いますが、厳正なる抽選の上(自己PR文で決めるようですが・・・)
に決まったようで、担当者は「あなたの文がおもしろく、楽しそうな人だからきめました」と言っていました。6(^o^)/
CMHを選んだのは、この時の応募から「かなりの英語力が必要」というコメントがなくなっていたからでした。(^^;;;
#体力的には自信はあったのですが英語が全くダメな物で・・・ハハハ。
<<スキー写真>>
●スキーエリアとスキー板
course)CMHアダマンツのスキーエリアで、これで東京都くらいの広さがあります。(^^;;
アダマンツはオープンコースの多いエリアです。
ita)スキー板は、深雪用に開発された、ATOMIC powder plusやVOLKL explosinなどの幅が15cm程ある板で滑ります。
浮力がありとっても滑りやすいです。
heli)このヘリが、私達を山頂に運んでくれます。
ヘリのドライバーは超一級の技術を持っていて、山の間をぬうように飛びます。
mtadm)アダマンツ山です。
●ガイドとメンバー
guide)今回お世話になったガイドさん達です。毎日ガイドがローテイションします。
彼らが滑り出すと、どんな斜面でも2KMぐらいは止まってくれません。全滑走距離の半分ぐらいは彼らのすぐ後ろで滑り、
とっても疲れましたが勉強になりました。
member)今回一緒に滑った、最強グループです。年輩のかたの体力があるのには脱帽でした。
今回のスキーツアーには、カナダ・アメリカ・ドイツ・イタリア・スイスなどからのゲストが来ていました。
pose)グループで交代で1人がパックマン(無線・スコップ等をリュックに入れて背負う)となり、最後に滑ります。
この日は、ラストランの500mくらいの急斜面をファンスキーで滑らせてもらい、みんなに大うけでした。
●hey-chan滑る
jump)ジャンプ1発!(ちょっとへっぴり腰ですが・・・)3Mや5Mぐらいのジャンプにトライしましたが、
2段だとは知らずにジャンプした時におおごけをしてしまい、それを見ていたガイドは頭を抱え、
グループの人は「スタントマン」とか「神風」と言って大うけで、また他のグループの人は「クレイジージャンパー」
などと言っていました。いったいどんなコケ方をしたのだろうか・・・・・。
skiing)大自然の中、私達は1つの点にしかすぎません。
wave)雪が極上なので、こんな綺麗なシュプールが簡単にできます。
何とこの中に2人のボーダーが含まれているのには驚きです。
powder8)我がグループで作ったパウダーエイト。
左から3番目が日本人ペアーで作った物です。最後まで綺麗にできました。
●食事と宴会
dinner)夕食時のメイン料理です。
ワインを片手においしいビーフやサーモンそして焼き立てのパンなどをたくさんいただきました。
毎日変わる料理は私たち日本人にも食べやすい味付けで、ゲストすべてが満足していました。
誕生日にはバースデイケーキも作ってくれて、とてもハッピーな1日を過ごすことができます。
sake)英・仏・独・伊・日本語で乾杯をし、ワイン、グラッパ、ウォッカ、私が持参した日本酒で盛り上がりました。
・・・むこうでもあんな事やってる。;-P
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●ビジネス&コックピット
plane)帰りの飛行機ビジネスクラス、そしてコックピットを見せてもらいました。
今回のスキーでは、ツアー料金ただ、料金かかると言われていたアップ料金もただ、また
ただでビジネスクラスにも乗れまして、ツキまくりでした。6(^^)
plane |
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●おみやげはこれ
CMHのオリジナルグッズが置かれているショップです。どれも機能的でしっかりと作られた物ばかりです。
深雪を滑るには、ボグナー製のワンピースのスキーウェアーは、保温性もばっちりでインナーがはずすことができて、
またグローブは端が長く紐で閉まるようになっており、雪をシャットアウトします。
どのグッズにも名前が入っておりまたロッジでしか買えず、おみやげには最適です。
○Tシャツ・・・20〜100C$ ○トレーナー・・・50〜200C$
○セーター・・・120〜300C$ ○手袋・・・・・・80〜180C$
○ゴーグル・・・100〜150C$ ○バッグ・・・・・100〜150C$
○スキーウエアー・・・500〜1500C$
<CMHヘリスキーとは>
パンフレットによりますと、
----------ここから-------------------------
CMHヘリスキーはカナダ、ブリティッシュ・コロンビア州のロッキー山中の9ヶ所に点在するロッジに滞在して
連日スキーを楽しむもので、1日だけのオプショナル・ヘリスキーとは違います。
各ロッジには世界中から集まったスキーヤー達が東京都とほぼ同じ広さのオフピステを44人で一週間借り切り、
100本〜200本のコースをヘリコプターを使って滑るのです。ガイドやパイロットを始めとする16人のスタッフは
スキー、食事、宿泊にいたるまでクォリティーの高いサービスを提供します。
----------ここまで-------------------------
と書いております。
とにかくその規模は想像を絶するもので、日本のスキー場を次から次へヘリで移動して滑るようなものです。
ヘリをリフト代わりに、日本では絶対味わえないパウダースキーイング三昧を実現させてくれます。
でもここで滑るには、1に体力・2に体力、3・4がなくて5に技術と言うくらいに体力が必要な所でもあります。
今回私がお世話になったのは、カルガリーよりバンフ・ゴールデン・レベルストークを経てバスで6時間、
ヘリで10分行った所にあるアダマンツというロッジです。ここのコースはセルカーク山脈の中のにあり、
比較的オープンスロープが多いエリアです。今シーズン、CMHでは2・3月にあまり雪が降らずに4月になってかなり降りだし、
行く前の週に50cmの積雪があったのでこの時期にしてはかなり良いコンディションであったようです。
CMHヘリスキーの料金は、円高の為年々安くなっていますが、それでも私が行った時期で11日間コース
(ロッジ7泊で、滑走日は6.5日。前後にカルガーリのホテルで1泊づつ。)で37万円程度です。
この料金には、往復の交通費、CMH滞在中の全食事(アルコール以外すべて)、
標高差にして30500M(10万フィート)までのヘリスキーおよびスキーガイド、スキーレンタル、
カルガリーでのホテル代(夕食代は含まず)を含みます。
標高差を超えて滑った分には、1000Mにつき47C$の追加料金を支払います。
4月をすぎ日照時間が長くなり天気が安定すると、3万M以上もオーバーして滑る事がよくありますので、
追加料金が10万円ぐらい支払うこととなります。
また、正月やゴールデンウイークには14日間コースもあり、時期や日数や場所によって35〜55万円程度の料金となります。
こんな料金でも一度CMHへ行った方は、ここ以外では体験できないスケールと開放感が忘れなくなり、
リピーターとなりまた幾度となく訪れる方が多いようです。(全て95シーズン料金です)
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<’95skier(No.1)レポート>
深雪三昧!! これぞ「究極のスキー」
行ってきたぞー!! 夢にまでみたCMHへとうとう行ってきました。海外スキーはCMHと心に決めていた私ですが、
なんと今回が初めての体験になってしまいました。
ヘリに乗り、初めて山頂に降りたった時の感動は忘れられず、今でも胸を弾ませてくれます。
写真でしか見たことがない真っ青な空と雄大なロッキー山脈の大パノラマが360度、見渡す限り続きます。
そしてこの誰も滑っていない大斜面に自分のシュプールを刻むことができるのだと・・・。
カルガリーからバスで6時間、ヘリで10分程行ったところに今回お世話になったCMHアダマンツロッジがあります。
究極のスキーと言われるこのスキーツアーとは、東京都ぐらいの広さのオフピステを世界中から集まったゲストで、
ヘリコプターをリフト代わりに1週間滑るのです。日本では絶対味わえないパウダースキーイング三昧を実現させてくれます。
天気が良く風がない時は3千M級のオープンスロープを、風があり曇っているときは森林を中心に、
パウダー・クラスト・コーン・ザラメなど様々な雪質の斜面を滑ります。
ここでは1日に標高差で1万M前後滑るので、技術よりかなりの体力が必要です。
雪を舞上げ、歓声を上げながらどこまでも続く大斜面に綺麗な??シュプールを描き、そのシュプールに大満足し、
とてつもない開放感に浸った時のことは、とても口では言い表すことができません。
ジャンプにもかなりチャレンジしましたが、2段あることを知らずにジャンプして見事に大破してしまい、
仲間からは「神風」「スタントマン」と呼ばれ、一躍人気者となってしまいました。
食事も充実しており、世界各国の人々を飽きさせません。
誕生日の方にはケーキのプレゼントがあり、夜は、英・仏・独・伊・日本語で乾杯をし、
ワイン、グラッパ、ウォッカ、私が持参した日本酒で盛り上がりました。
滑ることに加えて、あまり語学力がない私でもスキーという共通の話題を通じて、
外国の方々と友達となることができて、本当に良かったと思います。
ところで私は練習のため半分はガイドの直後を滑りかなりハードでしたが、雪質に応
じた滑り方を自分なりに身につけることができたと思います。ガイドにお誉めの言葉をもらった時は、とてもうれしく思いました。
最後には日本から持参したショートスキーで滑らせてもらうことができて、大感激でした。
天気とメンバーにも恵まれ、6.5日で標高差にして6.2万Mも滑ることができて大満足でした。
今回時期的に林間での深雪があまり有りませんでしたが、ヘリスキーの醍醐味はこの林間スキーにあると言われています。
私も近い将来リピーターとなってこの醍醐味を体験してみたいと思います。
皆さんもこの感動の世界へ誘ってくれるCMHヘリスキーツアーを体験してみませんか?(^o^)/
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