大会名 : 八景島スカイコンサート(オーストラリア)
地 域 : 神奈川県横浜市八景島
開催日 : 10月21日(土)
打上数 : 3000発前後
煙火業者: オーストラリア・ハワード ファイヤーワークス インターナショナル社
テーマ : MASTERS AND MENTORS横浜八景島シーパラダイスのスカイコンサート「世界の花火グランプリ」が始まりました。 今年の参加国は、オーストラリア・スペイン・カナダ、そしてエキビジョンで日本の丸玉屋が参加します。
この世界の花火グランプリは、日本では馴染みが浅い世界各国の花火を、コンペ形式で花火ショーとして楽しむものです。 海外では主流となっている花火専用コンピューターを使った音楽花火も、日本ではまだスタートしたばかりです。 横浜八景島シーパラダイスと、日本で早くから音楽花火の演出を手がけている丸玉屋の共同制作によって、 世界各国からトップレベルの技術を持った花火会社を招き、オリジナリティ溢れる創作花火を競い合う国際花火コンペティションです。
審査は一般公募による10名の審査員により、感動性・美しさ・デザイン力・創造性・音楽のシンクロの5項目で、各5点 (1点全くだめ・2点だめ・3点普通・4点良い・5点とても良い)の25点満点の審査となります。 今年から審査員の公募がホームページ上でも発表され、葉書で応募したところ、見事に1/10の確率で審査員になってしまいました。がはは。選ばれた審査員のうち、僕だけがHPからの公募で選ばれたようです。 昨年までは有料観客席の前に特設ステージを作っての審査でしたが、今年は遊覧船がステージ代わりとなりました。ちょいとくるくる回って、おちつかないのですが・・・。さて、今年のスカイコンサートの参加業者は、どこも一流どころばかりです。 今回はオーストラリアの花火。 みなさん記憶に新しいシドニーオリンピックで、閉会式のハーバーブリッジの花火を担当した「ハワード ファイヤーワークス インターナショナル社」です。 テレビでは、閉会式の花火がほとんど見れずに、とっても残念でしたが・・・。
テーマは、「MASTERS AND MENTORS」。マスターズは古くから伝わるクラッシック音楽、メンターズは、後継者という意味だそうです。クラッシック音楽とその影響を受けている後継者たちの作品で、オーストラリアを感じ取って欲しいとのこと。 すい星花火が交差したり追いあったりする様、虹色花火や花束を楽しんでほしいとのこと。 楽曲と詳しい解説は、丸玉屋のHPをご覧下さい。
丸玉屋さんの協力を得まして、事前に打上玉の写真をちょいとだけ写させていただきました。 裏情報としましては、さぼてんと言う花火があることと、乱玉が大量に使われていると伺いました。審査のほうですが、一度に見る訳でないので、なかなか難しそうですねぇ。 色的には、前半と後半で、大地を表す緑の色が多く使われていました。中盤はピンクが多かったかな? まっすぐ上にあがるトラ、交差するトラと、本当にトラが多かったです。トラ好きには受けるかも。 このトラがすい星の事?なんだろうなぁ。ちょっとそのようなイメージでは無かったですが・・。 花は、カーネーションのような、緑の花弁と赤い花ビラを持った物、更に、茎と葉を伴ったもの、 朝顔のような咲き方をするような物がありました。なかなか良かったです。 それにしても、もっと花火の名前を勉強しなくちゃ。 虹色花火も綺麗でした。さぼてんとはどの花火の事を言うのか、疑問に思いましたが・・。 音楽とのシンクロは、音楽にシンクロさせて花火があがっていると言うよりも、音楽にあわせてどどどと花火があがっている程度のシンクロのように感じました。ちょいと厳しいかな? あとは、花火が全く揚がらなくなる時がありましたが、この間の多さが気になりました。 テーマとの融合性はどうでしょうか?音楽の事が良くわからないからなぁ? もうちょっと、オーストラリアらしい、自由らしらと言うか、楽しさを出してほしかったです。 こんな所でしょうか。
とりあえず、最初と言うことで、全て普通の3で、評価しました。
感動性(3)・美しさ(3)・デザイン力(3)・創造性(3)・音楽とのシンクロ(3)
今後の花火で評価出来るかどうかわかんないけど、自分なりに以下の項目もあげておきます。
構成力(3)・クオリティー(3)・色使い(3)・テーマとの融合(3)
#以下は、三脚を使わないで、船の上で審査しながら写しているデジカメ写真です。
記録程度に写していましてブレブレが多いですが、良かったらご覧ください。
打上場所全景 |
打上玉の一部 |
審査員パス |
審査員が乗った船 |
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花火師達 |